Design Simulator for 3D Printing
デザイン・シミュレーター for 3Dプリンティング
デザイン・シミュレーターはFDM/FFF(熱溶解積層)方式の3Dプリンターでの造形に最適なCAD設計を支援するデザインシミュレーションソフトウェアです。設計者と造形担当者の円滑なコミュニケーションをサポートします。
~解析ロジックは実績あるエリジオン社のエンジンを使用~
DesignSimulatorの解析エンジンは製造業の上流設計において信頼のあるエリジオン社の「DFM Studio」ソフトウェアをベースに設計されています。
※チェック項目はMarkforged社のOnyx-One,Onyx-Pro,Mark-Two,X3,X5,X7に設定されています。
ここがポイント!
設定条件に基づき3Dプリントに適さないエラー箇所を自動で検出、クローズアップ表示。修正検討が必要な箇所を視覚に訴えて表示。
エラー結果をイメージ付きのレポートで出力可能。再設計依頼で手戻しの際も「どこを」「何を」修正すべきかが一目瞭然。
チェックできる項目
造形ボリューム(X,Y,Z) 320×132×154mmと330×270×200mmの2種類をご用意しています。 | |
Post(最小ポスト径) 正確に造形されないおそれのある直径の小さなポストをチェックします。 XY:1.6mm Z:2.0mm | |
Hole(最小穴径) 直径が小さすぎて閉じてしまうおそれのある穴をチェックします。 XY:1.5mm Z:1.0mm | |
Overhang(オーバーハング) サポートを必要としない最小角度を超えているかをチェックします。 40度 | |
Engrave(最小彫付サイズ) モデル表面下に凹んでいる部分が小さすぎないかをチェックします。 Z方向:H:0.1mm/W0.5mm 水平XY:D:0.2mm/H0.8mm 垂直YX:D:0.2mm/W0.5mm | |
Emboss(エンボスの最小) モデル表面よりうえに盛り上がった場所が小さすぎないかをチェックします。 Z方向:H:0.1mm/W0.8mm 水平XY:D:0.2mm/H:0.8mm 垂直XY:D:0.2mm/W0.8mm | |
Zero Thickness(ゼロ厚み) CADでは設計できるが現実では造形が不可能なゼロ接線を検出します。 |
こんな場面で役立ちます
Before | After | |
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製造業 | 設計者と3Dプリンタ運用者が異なる | 造形不具合箇所の指示をビジュアルで指摘 |
教育現場 | 数年で利用者が入れ替わり技能習得に時間を要する | 学生の3Dプリンター知識習得速度の向上 |
公的技術機関 | 一般に開放された3Dプリンターを初心者が使いこなせない | 「何が」「どこが」3Dプリントに適さないのかが一目瞭然。初心者の造形失敗を回避 |
システム要件:
[最低動作環境]
・ハードウェア:Windows10 Pro64bit版が稼働可能なPC
・CPU:Windows10 Pro64bit版が稼働可能なCPU
・メモリ:4GB・HDD:4GB以上の空き容量
・ディスプレイ:1280×1024 ドット以上表示可能なディスプレイ (ダブルバッファに対応したOpenGLビデオボード)
・OS:Windows10 Pro64bit版
[推奨動作環境]
・メモリ:8GB以上 (メモリ以外は最低動作環境と同じ)